お正月中の人の接触は減ったのか?

NHKの番組で西村経済再生担当大臣が

「今見ている数字は2週間前に感染している状態。2週間前と言えば正月。人との接触が減っている時期にこの数字であるので・・・」

と、危機意識を煽っていた。

 

非常に違和感がある。

 

正月に人との接触が減っていたのか?

 

確か正月の人の流れは去年の半分とかの報道であった。

 

あれだけ「今年は帰省せずに」とのお願い報道があったにも関わらず、半分の人は例年通りに帰省していたことになる。

確か、都市から地方へ人が移動したり、普段合わない人との会食などで、感染拡大の危険が大きくなる。と、報道されていたはずだ。

 

にもかかわらず、今日は「お正月で人との接触が減っているにもかかわらずこの数字・・・」と言っている。

 

こういった発言のひとつひとつが「なんか、その都度、適当なこと言ってる」感を広めているのではないのか。

 

お正月中の人の接触は減ったのか?

 

■帰省したのは、生活に不自由のある高齢の親がいるなど、どうしても帰省しなければならなかった人だけであるので、全く問題ない。

 

■帰省はしているかもしれないが、あれだけ言われているので、皆どこにも外出せずに過ごしていたはず。人を疑い過ぎ。

 

■通勤電車やオフィスなどでの人との接触は減っているであろうが、帰省先での親戚が集まっての会食や、久々に集まった故郷の友人同士での会食など、危険なシチュエーションはむしろ増えていたはず。

 

■もちろん、故郷の仲間に会うために帰省した。正月なんだから酒も飲むし、「マスク会食」とか出来るはずのないことを言われても、出来るはずがない。